ハワイにて思ったことなど 2014夏 その2

ハワイにて感じたことを、脈絡なく書き続けます。

滞在なかばのある日の夕食に、ステーキやらローストビーフばかりの食事にも少し飽きたので、家族でトンカツ屋にでも行こうということになりました(まだ私も若いつもりなので、あっさりしたものが食べたいなどとは思いません)。

それで、日本の資本が経営している、とあるトンカツ屋に、予約の問い合わせを入れると、「予約は取ってないから、とにかく店に来てください」とのことでしたので、午後6時すぎころ、その店に行きました。

かなり繁盛しており、空いているのは店の奥のテーブル一つでした。

 

その店の日本人らしいスタッフが出てきて言うには「奥のテーブルは午後7時から予約が入っているから、7時までならそのテーブルを使ってもらっていいです」とのことでした。

(こっちが問い合わせたときは予約を取ってないと言ってたじゃないか、とは言わないことにしています。一見の客の予約は受けないが、その店にお金をたくさん落としてくれる馴染みの上客なら予約を受け入れる、というのは、資本主義の世の中では当然のことだと思います。それがイヤならそういう店には寄りつかなければよいのです)

つまり1時間弱ならテーブルが空いているわけで、一人で食事するなら充分な時間なのですが、子連れでもあり、あまり慌ただしい食事もどうかと思いまして、私は店員に「料理が出てくるまでどれくらいの時間がかかりますか」と尋ねました。

その店員は「注文の状況にもよりますし、揚げ物のことですから、時間はわからないです」と、極めて明確に答えました。たしかに、店の案内係の店員が、店内の注文の状況やら揚げ物の調理の進行具合まで全て把握しているわけではないでしょうから、考えてみれば当然の回答でしょう。

結局私は「それでは結構です」と言い、店員は「そうですか」とだけ言って、私と家族は店を出ました。

 

私はその店員の言葉に、そのときは何と無愛想な、と感じつつも、改めて思えばずいぶん的確な対応だったと思っています。

これが日本国内なら、店員はまずは「申し訳ありませんが、ただいま満席でして」という言葉から入ると思います。

それでこちらが「どれくらいで空きますか」「どれくらいで料理が出てきますか」と尋ねたら、多くは「すぐにご用意できると思います」と言うでしょう。その結果、すぐに用意してもらえず延々待たされた経験をお持ちの人は多いでしょう。

時間がかかるなら最初からそう言ってくれれば良いのにと思うことが、日本国内ではよくあります。最初からハッキリ言ってくれれば、こちらも対処の仕方を考えることができるのに、と。

ハワイのトンカツ屋の店員は明らかに日本人でしたが、ハワイ暮らしが長いのか、そういう日本的風習は持ち合わせていませんでした。「申し訳ありませんが」とか「すぐにご用意を」などという日本的な言辞は使いませんでした。

おかげで私は、店に入ってからイライラする時間を過ごすことなく、違う店に移ることができたのです。実に合理的な対応というべきです。

 

この話、まだ続く。

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