正月休みの雑談その弐

引き続き、正月気分を引きずって、どうでも良い話を続けます。



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月1日、息子の誕生日プレゼントに「スーパーオート・トミカビル」を買い与えました。電動のタワーパーキングのおもちゃで、トミカのミニカーがその中を行き来するのですが、ミニカー好きの息子は元日以降、すっかり気に入ってます。

さて最近のインターネットの発達は実に便利で、息子が1歳のころから、むずがったりしたときには(母親には「母乳」という最強アイテムがありますが父親にはないので)、トミカのサイトを開いて見せたりしています。

息子は特に「ハイパーブルーポリス」シリーズの宣伝用ムービーが好きでして、これはトミカタウンという街を守る特殊警察のようなものです。

犯人が車で逃走したりすると、ハイパーブルーポリスが出動し、煙幕弾を発射して犯人の車を横転させて逮捕したり、犯人がビルの中に立てこもると、パトカーが「装甲車モード」に変形し、ビルの壁を突き破っていきます。

これを行政法的に見ると、警察比例の原則(警察の実力行使は相手の力に見合わないといけない、つまり「やり過ぎ」はいけないという原則)に明らかに反して
おり、裁判の段階になったら弁護側が、「行きすぎた実力行使で違法逮捕だ」などと主張してくると思うのですが、息子はもちろんそんなことを考えず楽しそう
に見ています。

将来、息子に「お父さんの仕事は何?」と聞かれたときに、「ハイパーブルーポリスに捕まえられた人たちを護ってあげる仕事なんだよ」と言ったとしたら、息子は理解してくれるだろうか、と考えたりもします。

1月4日は伊勢神宮にお参りに行きました。

菅総理が参拝に来たせいで、交通規制があったりして迷惑でしたが、息子も総じてぐずることなく、長い道のりを耐えてくれました。

新聞か何かで、伊勢神宮の参拝人数が増加しているとの記事を見ました。理由の一つには、神社仏閣を「パワースポット」として紹介する情報誌の存在もあると
思います。そのこと自体は良いとしても、その一方で、パワーが得られるなどと称して、うさんくさい商品を売り付ける業者も出てきていると、これも何かの新
聞で読みました。

私は、即物的に言いますと、神社などにお参りすることのみで神様のご加護が得られるなどとは思っていません。それでも、伊勢神宮に限らず神社やお寺、そして墓参りなどに行くと、やはり何らかのパワーを得られた気がします。

それは、我々日本人が古くから大切にしてきた場所に訪れ、我々のきた歴史を思い敬うことによって、今を生きる我々にも、内省の機会と、これからを生きる活力が得られるからだと思います。

神様仏様や自分のご先祖を敬う気持ちを持つ人は、自然に、我々の歴史と、今を生きる人々を敬う気持ちを持つこととなり、それはその人の対人関係や、仕事へ
の接し方などに反映するでしょう。そういう人は、きっと色々なことが良い方に動いてゆくでしょう。「神様のご加護」というものがあるとすれば、つまりはそ
ういうことだと思っています。

当事務所は明日6日から通常営業です。

今日は息子とスーパーオートトミカビルと、ハイパーブルーポリスで遊んで、また明日から業務に邁進する所存です。
今年もよろしくお願いします。(正月の雑談おわり)

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